皆様から、普段よく質問されることについてお答えします。
- Q.胃カメラは初めてですが、鼻と口のどちらからがいいですか?
- A.初めての方であれば、鼻から挿入するほうが嘔吐反射が起きにくいので鼻からの胃カメラをお勧めしています。
- Q.大腸カメラは苦しいのですか?
- A.腸が長かったり癒着がある方の場合は検査時間が長くなりますので、結果としておなかの張りが強くなることがあります。しかし、多くの方では問題なく検査は出来ます。ご心配な方は遠慮なくご相談下さい。
- Q.朝食を食べてしまったら検査は出来ないのですか?
- A.朝食を食べてしまった場合でも午後からの検査は可能です。午後からの検査希望の方には、お昼は絶食で水分のみ取っていただくようにしています。
- Q.大腸がん検診で便潜血(+)でした。痔のせいだと思うのですが精密検査しないといけませんか?
- A.便潜血の原因には色々とありますが、痔出血も原因の一つです。しかし、直腸より奥の病気の有無については大腸内視鏡検査などをしないと判断できませんので必ず検査をお勧めします。
- Q.風邪によく効く注射はありますか?
- A.風邪に効く注射はありません。処方されたお薬をきちんと飲んでゆっくりと休み栄養をしっかり取るのが最善の治療です。
- Q.コレステロールは高いですが治療しないといけないのですか?
- A.コレステロールは善玉コレステロール(HDL-C)と悪玉コレステロール(LDL-C)に分けられますが、悪玉コレステロール(LDL-C)が140mg/dl以上の方は内服治療の必要性がある場合が多いので検討して下さい。
- Q.血圧や糖尿病の薬は一生飲まないといけませんか?
- A.高血圧・糖尿病いずれについても生活面に大きな問題(塩分過多・肥満・飲酒など)があればそれらを改善させることが最も大切です。しかし、そのような問題が考えにくい場合は極力長期的な内服をお勧めしています。