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内視鏡検査のご案内

鼻からの内視鏡

鼻からできる胃カメラ

えっ鼻からできるの!?胃カメラはもう苦しくない

「胃カメラは吐き気がして二度と嫌。」という方は多いですよね。

それは、下の付け根(舌根)に胃カメラが触れることで咽頭反射(無意識におえっと吐き出そうとする)が生じるためでした。

ところが、「鼻から胃カメラ(経鼻内視鏡)」の直径は5~6mmととても細く、鼻腔(鼻の穴)を通っていくので舌根に触れることがありません。

その結果、今まで胃カメラが苦手だった方も「おえっ」となること無く、安心して胃の検査を受けていただけるようになりました。

対象となる症状・疾患

胃もたれや胃痛などの症状のほかにも、胸焼けやのどのつかえる感じなどでお困りの方も内視鏡検査をお勧めします。

食道癌・胃癌はもちろんのこと、胃十二指腸潰瘍などの有無や逆流性食道炎の有無の確認も可能です。

当院では特殊光を利用した詳細な観察が可能な最新の経鼻内視鏡であるEG-L580NW7およびEG-740Nを用いて、がんの早期発見に努めております。

鼻から胃カメラの流れ

前処置

経鼻内視鏡の直径は5~6mmという細さです。
そのため、鼻の穴を通って検査を行うことができます。

STEP1

胃の粘液をきれいに洗う薬を飲んでいただきます。

STEP2

鼻腔の麻酔をゼリーで行います。

STEP3

麻酔が効いたら、鼻からの胃カメラ検査の開始です。

検査希望の方へ

(1)健康診断(胃癌検診)や二次検査(精密検査)の場合はTELで予約可能ですが、症状ある場合は一度受診をしていただき診察の上で検査予定を立てさせていただきます。

 検査前日

  • 前日の夕食は通常通りOKです、22時以降は絶食でお願いします。
  • 水分(お茶やお水などの透明な飲料水)は、検査前までOKです。

 検査当日

  • 内服薬は、朝食分を中止して下さい。

時間は受付にてご確認下さい

(2)費用の目安(初診で3割負担の場合):
<1>検査のみ4500円程度
<2>組織検査などある場合8500~9000円程度

内視鏡検査を受けた際のリスク・副作用(デメリット)

鼻粘膜の疼痛や出血などがあげられますが、ほとんどは軽微な症状ですので短期間で消失します。
鼻粘膜の表面麻酔薬によるアレルギー反応としてショック・血圧低下・呼吸困難などを起こすことが希にありますので、過去に麻酔薬で気分不良になったことがある方は事前に報告をお願いします。